So-net無料ブログ作成
検索選択

今年最後の蔵出し写真(ニューギニアのアントニオ猪木!) [清水代表に関連する記事]

IMG13_0002.jpg

2009年を締めくくる蔵出し写真として適切かどうか、一瞬だけ迷ったのですが、「エイヤ!」とばかり、気合の入った写真で締めくくることとしましょう。タイトルは、 「ニューギニアのアントニオ猪木!」、 「いち、に、さん、ダ~!!」といった瞬間の撮影だったのでしょうか・・?正直いって、この瞬間は全然覚えていないのです。

場所は、ニューギニア。それも、ニューギニアの東半分にある、パプア・ニューギニアです。ハイランドを呼ばれるニューギニア高地を車で走っていたら、ちょうど、現地のお祭りに出くわしました。現地で「シンシン・ダンス」と呼ばれる戦士たちの勇壮な踊りは、そのメイキングにも現われています。どちらが誘ったか、それとも、自主的に立候補したのかは、未だに記憶にありませんが、気が付いたら、私は、このような、密林戦士のボディ・メイキングを施され、なんと踊りの輪の先頭に立っていたのです。

そこからの記憶はまったくありません。密林の呪縛に取り付かれていたのでしょうか・・・? それとも、シャーマンのかけた呪術にトランス状態になっていたのでしょうか・・? いずれにしても、にわか戦士として人の命を奪うことはなく、奪っていたのは人から笑いだけでした・・。かすかな記憶では、私の後ろで踊っていた戦士たちが、笑いすぎて、踊りが腰砕けになっていた姿が脳裏に浮かんでくるのです・・。そんなに可笑しかったのかな~・・・?

このとき、若干24歳。怖さをしらない年代です。腹も出ていません・・・。おなかだけは、この当時に還りたいのですが、怖さ知らずと厚顔無恥は、すでに卒業?しているかな・・・? え? あれれ・・? 今でも、人前で緊張する時(た~まにあるのですよ、これでも)、この写真を思い出し、心の中で、 「いち、に、さん、ダ~!!」と叫んで自らを鼓舞しているのです。さすがに、おなかは出てきていますので、少々くたびれた心のつぶやきになっていますが・・。

それでは、みなさま、よいお年を、「いち! に! さん! し! しんねん、あけまして おめでとうございます!」  いやいや、 ちょっと早かったですね・・。 気合が入りすぎて、ちょっと勇み足でした・・・。 あしからず・・。(代表)

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

見て、聞いて、心の目を育てる [ヘルスツーリズム実践報告・山や旅の報告レポート集]

見て、聞いて、心の目を育てる ~好奇心~ 

子供のいる風景(神戸新聞連載1/12)     

世界の秘境や辺境と呼ばれる場所で必ず出会う目がある。それは、はにかむほおの上で光り輝く子どもたちの目である。テレビコンピュータ―のない辺境の土地に住む子どもたちにとって、異国人との出会いほど刺激的なものはないだろう。

ーーーーー

 「ナンダ、コイツ?」 

から始まり、「どこから来たのかな?」、「ケッタイな服着とるな?」などなど。彼らにとって、異国人は不思議の館からの来訪者なのである。 中国奥地のパミール高原を訪れた時のこと。遊牧民の移動式テントの生活ぶりが珍しくて、ビデオ撮影に熱中していた。その時の私を写した友人の写真を見て驚いた。

mr21-018.jpg

ーーーーー

  撮影者である私は、隣にいる遊牧民の子どもたちにしっかりと観察されていた。戸惑いとはにかみを示す距離を保ちながら、好奇心の光線を私の全身に浴びせている。その光は、まるで絵本をみている時に宿る、幼児の目の輝きに似ている。 

そういえば、撮ったばかりの映像を彼らに見せた時も、同じ目だった。先ほどまでの自分達が小さな画面の中で動き、目の前の生活の品々が枠の中に収まっている。異次元の世界をただじっと、食い入るようにみつめていた。

b0019.jpg  

秘境や辺境の地は、大自然の奥深い場所にある。私たちが当たり前と思っている便利さはほとんどない。得られる日々の情報は、自ら感じたことや見聞したこと、父母や近隣の人から教えられたものくらいである。 

それでも彼らの目に出会うたび、人間にとって大切なことは獲得する知識の量ではなく、好奇心という『心の目』を育てることではないかと思う。

ーーーーー

IMG_2354.jpg  

ーーーーー

タクラマカン砂漠のオアシスにて。(上の写真) 

子供達は、大人から了解を得るまで、決して私たち異邦人にスイカをねだることはなかった。また、私たちとの間に『一定の距離』をおいているのがおわかりいただけると思う。この距離が、『戸惑いとはにかみ』の微妙な距離なのである。この後、現地の大人たちに、私たちからスイカをプレゼントする旨を伝えたところ、代表格の大人が、なんとまず子供達にスイカを配っていったのである。それも、平等に、来るのが遅れた子供たちへも分配したのである。結果としてスイカがあたらなかった大人も幾人かいた。しかし、まったく意に介さない表情だった。そんな大人たちにも『矍鑠とした一本筋の通った』ものを感じていた。 この砂漠の縁にあった、小さな集落に住んでいる人々の心の縁には、大きな包容力と慎み深さ、そして手ごたえのある幸福感、といったものがしっかり息づいている・・。 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

豊かさの意味 [清水代表に関連する記事]

豊かさの意味
ーー
 「今まで行った外国でどこが一番好きですか」と聞かれたとき、私はこう答える。「心の表情が豊かな土地が好きだ」と。観光名所や風光明媚な景色の記憶よりも、さまざまな人が見せてくれた心の表情が、私の旅の財産であると思っている。その表情は、日常のなにげない仕草やちょっとした所作の中から滲み出てきたものばかりである。そして、相手の表情のなかに、みずみずしい命の輝きや、力強く逞しい生命力、共有する安らぎの時間など心の豊かさが感じられたとき、そこは忘れられない土地になる。
ーー
f0020.jpg

 極寒の北極圏。犬ぞりを操る父を憧憬のまなざしで見ていたイヌイットの少年の幼い横顔には、青い心を研磨する強い意志が浮かんでいた。ニューギニアのジャングル。黙ってどこまでもついてきた半裸の少年のつないだ手の温もりは、彼のつつしみ深い心の温度だった。内戦の傷跡が生々しいアンコールワット。はにかみながら土産物を売る義足の少女の目には、明日への希望という心の灯があった。
ーー
mr20-154.jpg
炎天下のシルクロード。葡萄棚の下で出番を待つオアシスの踊り子たちの凛とした背中には、清涼感のある心の誇りを感じた。玄海灘を運び屋として往復するチマチョゴリを着たオバサンたち。逞しい赤ら顔には、根太い心の芯のような深い皺が刻まれていた。桃源郷と呼ばれるフンザの里。白壁にもたれ、たばこをくゆらす長寿の老人には、心の静寂さが漂っていた。乾燥したチベット高原。地響きをたてながら五体投地をする巡礼者の無垢な心は、埃だらけの顔を輝かせる光沢だった。

ーー

 彼らの心の豊かさとは、着るものや食べるもの、住む家といった世俗的な物欲とは対極にある豊かさではないだろうか。生きることにシンプルな節度と誇りをもつ人々の心の泉では、豊かな表情の湧き水が絶えることがない。しかし、コンピューターを駆使する社会に住むわれわれの心の泉は、果たして豊かな水量といえるだろうか。

ーー

人間にとって、一番辛いことは心が渇いてしまうことである。辺境への旅は、私に豊かさの意味を問い直す機会を与えてくれた。そして、称賛されるべき人とは、肩書きなど社会的アクセサリーの多い人ではなく、小さな幸せを喜ぶ心の豊かさを持つ人であることを教えてくれた。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

ヒマラヤ養生塾 [清水代表に関連する記事]

ヒマラヤ養生塾

(ホリスティック・ツーリズムの夜明け)

ーーーーーー

プロの山岳ガイドと鍼灸師である私は、単なる登山やトレッキングの目的地として、ヒマラヤと付き合ってきた訳ではなかった。「場としてのヒマラヤ」は、その地を訪れるあらゆるタイプの人を、深遠な光と温かい豊穣さをもって抱擁してくれる。まさに「地球」という名のドクターからの処方箋(ガイア・サブリメント)ではないだろうか。

ーーーーーーー

 3日前(20091125)、私が主宰するFヒマラヤ養生塾」の実施場所である、ネパールの山村から帰国した。日本ホリスティック医学協会広島地区の運営委員として 「心身の養生の場」 の環境としてヒマラヤを設定してから、このたびで第4回目の養生塾ツアーであった。 これまでの参加者の多くは30才代~40才代までの女性が主である。昨今の日本の山岳地にも若い世代の女性の姿が目立つようになった。各種企画内容でも、「星空観察」 や「山麓音楽会」など彼女らにとって親近感を覚えるイベントが目立っている。私が主宰している深呼吸クラブの日帰り里地・里山歩きにも若年層の女性が多く参加している。日帰り企画やヒマラヤ養生塾に参加する若い女性達のほとんどは、いわゆる「山」の素人たちである。そして「山へ向かう動機」は、「頂上を目指す」のではなく、「デトックス(心身の解毒)」や「心身の養生」などが目的なのである。

ーーーーーー

IMG_6157.jpg

(島根県雲南市・八重滝にて)

ーーーー

 心身のデトックスや養生を求めて里地・里山を歩き始めた30才代~40才代の女性達は、フットワーク軽く、そのコンパスの延長線上には、いとも簡単に世界の屋根・ヒマラヤを設定する。私達40才代後半以上の世代が、清水の舞台から飛び降りるような気持ちでヒマラヤ行きを決行したのは、すでに昔物語になっている。

            

  そしてヒマラヤ山麓での彼女らの行動はなかなかユニークなものだ。朝陽に輝くマチャプチャレ峰に向かって「太極拳」を始める人。乾燥した水牛の糞が点在する牧草地で、ビニールシートを広げていきなりの瞑想タイム。着ぐるみ状態でもプルブル震えながら、寝不足への心配も関係なく、満天の星空を見上げ、流れ星の数をいつまでもカウントする。また、現地の子供達に話しかけ、即席でのネパール・日本友好「歌と踊りの交流会」がはじまる。至るところで笑顔が輝き、笑い声が弾けている。

ーーー

 ヒマラヤ養生塾では、時間を区切ったスケジュールは特にない。予測不可能で絶えず移ろう「自然環境」の中で、参加者の「心の環境(その時の気分)」をどう調和させてゆくかがコーディネーター役としての私の腕の見せ所でもある。あくまで主体は参加者自身。私は「養生の場ヒマラヤ」という大きな舞台の裏方さんなのである。

ーーー

  現代の日本は大きな転換点に差し掛かっているように思う。これまでの価値観が崩壊し始め、共有される常識というのも減少してきている。隆盛を誇ってきた産業や分野が、見えないネット世界という巨大な怪物の前で頭を垂れ始めている。従来の考え方が通用しなくなった時に、人々は過剰な苛立ちと不安を覚える。近視眼的な流行や情報に右往左往させられることで妙な安心感が漂う社会。

ーーー

IMG_0917.jpg

(山口県にあるミステリーアイランドにて)

ーーー

哲学者・内山節氏は 「都会にあって、里には無いもの」 として 「穏やかな不機嫌さ」 を挙げる。私達は、家庭や職場、学校そしてテレビの前で、毎日ぎこちない笑いをしながら、その背後に潜む 「穏やかな不機嫌さ」 に自らが怯えているのではないだろうか。ここ数年、里地・里山からヒマラヤまで出かけ始めた若い女性たち…。彼女達と接していると、「穏やかな不機嫌さ」 からのエスケープ(一時避難)やリフレッシュ(再調整)を希求していることがヒシヒシと伝わってくる。

ーーー

経済成長神話が通用していた時代に、人生の成功フレーズとして言われていた 「何者かになる」 というフレーズではなく、「ナニモノにも替えがたいワタシ」 を彼女達は模索している。その行為は、若い女性だけでなく、全ての世代に共通している現代の課題なのであろう。その模索の場所として 「里地・里山」 や 「ヒマラヤ」 をはじめとする国内外の自然が選ばれているのである。

ーー

 予測可能な人生や社会は、安定や安心を獲得することはできても、予測不可能な自然から得られる「手応えのある至福感]は、なかなか感じられにくくなっている。自らの五感で感じる「至福感」は、人間の心身に本来内在されている「自然治癒力」をあるべき姿へと導いてくれる。「ヒマラヤ養生塾」の主目的はここにある。山岳辺境ツーリズム世界と東洋医学の世界に身を浸してきた者として、豊かで成熟した社会の構築ヘ、国内外で実施している私の養生塾が、社会還元への一助となれぱと願っている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上記は、発刊したてのホヤホヤ!『地球触診紀行』連載エッセイ最新版です。このエッセイに関連する映像も併せてご覧下さい。画面中央の矢印をクリック下さい。そして、次回のヒマラヤ養生塾は

ーーー

2010年4月01日出発7日間。 

費用 ; 350,000円 詳しくは事務局まで

ーーー


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

歳末蔵出し(ギネス男とのツーショット!) [清水代表に関連する記事]

IMG12.jpg

今日の蔵出し写真は、ギネス記録保持者とのツーショットです。もちろん、私がレコードを保持しているわけではありません。ということは、私の左手の人物がレコード保持者なのです。「え?なんのレコードかって?」、「そんじゅう、そこらの記録ではないのです!」「彼こそが、エベレスト登頂回数最多男」なのです。この写真の段階ですでに、彼は14回目の登頂を果たしています。

彼にまつわるおもしろい話をひとつ・・・。彼は世界的にも有名なネパールのシェルパなのですね。名前は「アパ・シェルパ」標高3400メートルのナムチェバザールという集落から西にあるターメという集落に住んでいます。

実は世界的に有名な彼を、広島の山岳団体が「山岳マラソン」に呼んだことあります。しかし、広島山岳団体は、彼のことをまったく知りませんでした。友好関係にあるネパールの山岳団体の推薦で彼が選ばれたのです。そしてうかつにも私も彼の存在を気づいていませんでした。そんなに有名だったとは・・。

そして、彼ら選手団と役員がネパールから来日し、私も広島駅のプラットフォームまで迎えに行きました。そして、彼が新幹線から降りてきたのです。最初の印象は「何?このちんちくりんのおっさん?」「ほんまに山、走れんのかいな~?」というものでした。愛想だけはすごくいいのです。いつも、白い前歯が光っています。腰の低いどこか山村のおっさんが、たまたま現地の予選を勝ち抜いてしまったのね・・・。可愛そうに・・、日本まで走りに来ちゃったのね・・。くらいにしか思えなかったのです。

案の定、彼の山岳マラソン順位は振るいませんでした。それもそうですね。彼らは、エベレストなどのヒマラヤを走って登ることはまずありません。また、山を走るといった多少とも乱暴な競技などは文化として根付いていません。しかし、彼の評判は招待選手の中でトップクラスだったのです。それは、彼の振りまいてゆく愛嬌にあったのでした。

走りながら、彼は道沿いの主催者側のスタッフや、たまたま居合わせたハイキング者を見かけると、必ず「ナマステ!」と両手を合わせて挨拶を繰り返していたのです。走っては、ちょっと止まって手を合わせて、ナマステ!ニコ!・・・、そしてまた走り出す・・。

こんなんじゃ、順位も低いはずです。マラソンでは両手は、必ず大きく振らなければ・・・、それを、両手を合わせて「ナマステ!」なんて・・・。

でも、いっぺんに彼のことが大好きになりました。もともと、山岳マラソンという競技に対してなかなか共鳴感のなかった私にとって、彼のとった行為は、あまりにも清清しいアンチテーゼのようにも写っていたのです。いっぺんに彼のファンになっていた私は、その後彼と再会し、その後の絆を深めてゆくのです。彼がエベレスト登頂レコードを所有していることは、なんと彼の帰国後に知ったのです。そして、2000年にカトマンズのとある安ホテルの中庭で、インドネシア隊エベレスト遠征のチーフガイドを務めていた彼と再会します。

広島での、彼の「ナマステ」振りを肴に、談笑が続きました。そして、2001年の私が参加するエベレスト遠征隊のチーフガイドへの依頼をおこなったのです。それ以来、彼とは何度となくヒマラヤの各地で、カトマンズの各場所で再会してゆきます。何年たっても、彼の愛嬌のよさと、その白く輝く前歯は変わりません。

いまだに、なぜ彼が選手として来日したのかがわかりません。おそらく、「笑顔振りまき選手権ヒマラヤ予選会」にでも出場し、優勝したのかな・・・?(代表)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

深遠なる安息ーDeep peace [ヘルスツーリズム実践を映像で紹介]

本日のお薦め動画は、「深遠なる安息ーDeep peace」です。2009年も、あと残り僅かですね。みなさんも、お忙しいとは思いますが、ひとごごちつかれた時にでも、この映像をご覧くださいね。(事務局)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

集うことの大切さ [清水代表に関連する記事]

集うことの大切さ
 アジアのバザールには、まだまだ「集う」ことの大切さを感じる場所がある。 ヒマラヤの山中のナムチェバザール。標高三千四百メートルの村では、毎週土曜日にバザール(市)が開かれる。土曜日の朝ともなると、近隣の村々の女性たちはウキウキとしはじめる。一週間に一度だけ、堂々と着飾ることができる日なのだ。いつもは鼻水を垂らした少女でも綺麗に顔を洗っている。熟女たちも山サンゴ石やトルコ石などのアクセサリー選びに余念がない。
近隣の村々の老若男女は早朝から、穀物や家で織った布地などを背負い、市へと徒歩で向かう。着飾った女性たちも歌いながら楽しそうに歩いてゆく。まるでお花畑に向かう蝶々の群れのようにも感じる。バザールに到着すると、彼女たちは持ってきた売り物を広場に広げるのだが、あまり売ることには熱心ではなく、もの珍しそうに、行き交う人々を眺めている。
IMG_4762.jpg

 未婚の女性たちは、自分の晴れ姿を一番誇りたいのだろう。若い男も同じ。道端に並べられた商品よりも、その売り手に多大な関心を寄せている。親戚や友人を見つけては、売買をそっちのけで話し込んでいる人もいる。電話などの通信手段が完備されていないので、歩いて何日もかかる土地に住む知人とさまざまな情報交換もおこなわれる。
病気になった人のこと、成人した息子の仕事の話、夫に対するグチの数々など、一週間分の出来事を凝縮した終わりのない会話が続く。夕刻になると一週間の無事を互いに祈りながら、歩いて家路に向かうのである。
h0015.jpg

ヒマラヤで開かれるバザールでは、物品とともに他者へのおもいやりの心や若者のほのかな恋心も交換されている。つい最近まで日本でも、このような集いの場は残っていたように思う。夏祭りの夜には新しい恋が芽生えただろうし、長屋の井戸端会議では、おかずのお裾分けや醤油の貸し借りが日常的な風景であった。今や、夜中に若者が意味もなくコンビニの前にたむろし、マンションでは隣のカレーの匂いも漂ってこなくなった。逆に異常に人が集う満員電車花火見物では、ストレスから犯罪や事故が発生してしまう。

 私たちは、もっと人と人が集うことの大切さを再認識したいと思う。殺伐とした空気だけが漂う集いには、他者をおもいやる心が抜け落ちてしまっている。多くの人が集えば、その同じ数のおもいやりの心も同時に集ってほしい。
IMG_4716.jpg

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

緊急速報!深呼吸クラブ・新ホームページ・開設! [深呼吸クラブって何?]

当初、来年1月1日に開設予告をしていた、深呼吸クラブの新しいホームページが、予想以上に快適な速度にて作業がすすみ、なんと、本日昼すぎをもって、リニューアルオープンとなりました。ぜひ、皆様ご来場下さい。下記のアドレスクリックされれば開きます。また、これまでのアドレスと変化ありませんので、登録済みの方は、同じアドレスをクリックして見てください。

http://www.shinkokyu.info/


nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

安定した風景 [清水代表に関連する記事]

安定した風景
mr21-093.jpg
 「とても安定した風景ね……」と彼女はつぶやいた。

 われわれは、今にも暮れようとする南国の島にいた。パンクの修理に時間がかかったバスは、目的地の町へと砂埃をあげながら走っていた。窓の外にはインドネシアではどこでも見られる田園風景が広がり流れてゆく。南の島は、暮れゆくと同時に風の温度が急降下し、一気に寂寥感が押し寄せてくる。われわれの目には、スラウェシ島の農家が映っている。農家の屋根からは、夕餉の煙が立ち上る。田のあぜでは、農作業を終えた主人らしき男が、鍬を水で洗っている。一日の労役を終えた水牛の背中でシルエット像になる、子供たちの姿。家のかたわらで、たばこを吸っているおじいさん。かすかに聞こえる女たちの声と食器触れる音。

 毎日繰り返される農村の夕暮れ時の風景である。インドネシアの田園地帯だけではなく、ヒマラヤの山村で、ニューギュア高地のダニ族の集落で、カンボジアやバンコック近郊での農村など、この夕暮れ時に似た風景を見た。「安定した風景」と言った旅の同行者は、都市計画にも見識をもつメディア界のキャリアウーマンのはしりのような人である。世界の都市から僻地まで旅を続ける彼女の言葉は、なぜか今でも私の心に響いている。
mr20-168.jpg

 思い出してみると、私の子供時代には、このような夕暮れ時があった。高度経済成長期の日本の田舎には、まだ一幅の絵のような夕暮れ時の風景が残っていた。なぜかしら寂寥感が漂うが、同時に一日の充足感も感じられる時間と空間。子供は、明日の事など関係なく、晩ご飯のおかずのことだけを考えていた。大人たちも背筋を伸ばしながら粛々と一日を終えていた。家族の小さな幸せが、夕餉の煙に混じって夕焼け空に漂っていたように思う。

 さて現在。物質的には豊かになり、一見平和そうに見える。しかしその背後には、心の内戦が見え隠れしている。大人の醜悪な犯罪や企業戦士の自殺、子供の荒れなど、暗いニュースが流れない日はない。職場や学校、台所からも見えないため息が漏れている。私たちは自らの心に、安定した夕暮れ時の風景を取り戻す作業を忘れがちだ。その作業は、旅という非日常の空間にわが身を放り出して、そこから自分を見つめ直す中でこそ可能なのかもしれない。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

空想の世界へ [清水代表に関連する記事]

空想の世界へ 

 アンデス山脈の深い渓谷の下では、アマゾン河に注ぐ濁流が渦を巻いていた。

山肌につけられた、つづら折の道をバスが喘ぎながら上ってゆくと、その遺跡は山の頂に忽然と姿を現した。ペルーのマチュピチュ遺跡。

訪れたとき、遺跡が残る山全体は、流れる雲に霞んでいた。峡谷からは絶えず風が吹き上げ、流れる雲の間から石積みの住居跡などが垣間見えた。まさに空中都市遺跡の名がふさわしい景観だった。遺跡の中を歩きながら、私の頭は謎で一杯だった。

  「神と交信するために、山の頂に生活空間を求めたのだろうか」「生活のための水はどうしたのだろうか」次から次へと疑問が湧いてきた。おそらく、疑問への答えはすでに分析され、解説書に記述されているだろう。 

 でも、私はあえて自分だけの空想の世界に、しばし心を遊ばせていたのだ。私は、旅のときでも日常生活でも、この空想の時間を大切にしたいと思っている。

先日、休みに庭の池でカメを見ていたら、息子から質問攻めにあった。「どうして足を互い違いに動かすの」「カメのしっぽは、なんで短いの」「じっとして、何を考えているのかな」「動きが少ないから、長生きするの」 

 素朴な疑問に即座にいい返事が見つからず、ウーンとしばらくうなっていた。

あわてて本を探し、そこに書いてある答えを、棒読みすることもできたかもしれない。しかし、私はそのときも子供と一緒に空想の世界へ旅立つ言葉を探していた。

現代の生活は、日常の隅々まで情報が溢れている。子供の素朴な疑問にも、パソコンでキー操作すると、短時間で科学的な答えを引き出すことができる。しかし豊富な情報がある生活は楽で便利だが、自ら考えることなく、解答を性急に求めてしまいがちになる。

 空想は、自分勝手な想像の世界であり、正解を求めるためのものではない。だからこそ、日常の生活の中に自らの力でファンタジーの世界を作り出せるのだ。子供にとっては、毎日が謎や不思議に満ちた時間なのだろう。そんな彼らは、自分だけの小さな発見に驚きの表情を隠さない。そんな,子供とともに、休日の昼下りは空想の世界へと旅立ちたいものだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上記のエッセイに書かれている場所、ペルーの空中都市・マチュピチュへの旅を企画しています。日本人の訪れたい世界遺産ランキングでいつも第一位だそうです。この機会にご一緒しませんか?

9月18日出発 8日間  費用;398,000円 清水代表同行予定

行程;日本→リマ(ペルーの首都)→クスコ→マチュピチュ遺跡→クスコ→リマ→日本      

また、関連する動画も併せてご覧下さい。画面中央の矢印をクリック下さい。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

地球・家族 [ヘルスツーリズム実践を映像で紹介]

本日のお薦め動画は、「地球・家族」です。年末年始は、身近な人の存在への視線が濃くなる期間ですね。それでは、画面中央の矢印をクリックください。(事務局)
nice!(0)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

歳末蔵出し・思い出のアルバム(愛煙家だった頃) [清水代表に関連する記事]

IMG11.jpg

今日の蔵出し写真は、「愛煙家だった頃・・」です。場所は、お釈迦様生誕の地・ルンビニです。時間は早朝の6時頃です。このルンビニという土地は、ヒマラヤを有するネパールにありながら、なんと標高80メートルくらいしかありません。インドとの国境地帯は、平原状態なのですね。ということは、「とっても暑い」というより、「とっても熱い」という漢字のほうがあっています。

そんな「熱さ」ですので、日中は行動できません。だからというわけではありませんが、早朝の時間がとても貴重なのです。写真のときにはネパールに住む古くからの友人と二人でルンビニを訪れたのです。その目的は、ヒマラヤの国での養生プログラム構築だったのです。今年の11月の実施した「ヒマラヤ養生塾」はすでに第四回目になりました。第五回は来年の4月に実施いたします。

その「養生塾構想」。当初(というのは、なんと20年前から温めてきたものです)から、ネパールでは2種類のプログラムを考えていたのです。ひとつは、ヒマラヤ山麓にてのプログラム。そして、もうひとつが、このルンビニでのプログラムなのです。

ルンビニでのプログラムの柱となるのが、この早朝の一時間なのです。愛煙家だった私が背中を揺られているのは、なんと牛車なのです。夜明け前に、宿泊先であったルンビニの農家(農家に民宿するのです)の庭先に、そろりそろりと入ってきたのは牛車・・・。なにをするのかな・・?と思っていたら、期待通りの「牛車散歩」が始まったのです。早朝のすがすがしい空気の中、ギッタン・バッコン・ギッタン・バッコンとオンボロ牛車が、田んぼのあぜ道を動いてゆくのです。

愛煙家だった私(断煙してからすでに10年弱になりますが)は、思わず朝の一服をつけたのでした。その美味しかったこと・・!さらに、この一時間の牛車散歩は、私に思わぬプレゼントをくれたのです。その光景が下の写真です。
f0008.jpg
一時間の牛車での散歩途上、森の茂みの中から子供の声が聞こえてきたのです。それも、学校から聞こえてくるような声なのです。思わず、牛車から降りて森に入りました。その時に撮影したのが、上記の写真なのです。
なんと、早朝の樹下の教室だったのです。ルンビニは日中暑いので、学校はなんと早朝に開かれ、それも校舎は、樹下だったのです。森のそれぞれの木の下に、それぞれの学年の子供たちが集まっていました。先生はたった、一人だけ・・。それそれの課題を与えられた子供たちは、大きな声でネパールの国語や算数に取り組んでいたのでした。
感動しました。早起きは三文の得といいますが、まさにそのとうり!こんな素敵な光景に出あわさせてくれたのですから・・。もしかすると、お釈迦様の時代の学校も、このような樹下の学校だったかもしれませんね。こんな教室だと、いじめや自殺など皆無のことでしょう。なんたって、学校で自殺しようにも、二階や三階といった高い場所すらありません・・。
私は、この風景に出あって帰国した後、兵庫県の神戸新聞社の依頼により、「子供たちのいる風景」と題して月1回のエッセイを連載(12回)しました。そのエッセンス映像をご覧下さい。下記の画面中央の矢印をクリック下さい。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

深呼吸クラブ・新しいホームページ予告1 [深呼吸クラブって何?]

深呼吸クラブでは、現在2010年1月1日付にて公開予定の、新しいホームページの製作に余念がありません。今日から4日間、年末までその一端をご紹介しましょう。ぜひ、元旦には、深呼吸クラブのホームページをご覧下さい。アドレスは変更ありません。

今回新しいホームページの見所は、「ビジュアル」に力を注いでる、ということです。ホームページの各所に、オリジナル製作の映像を点在させております。また、これまでに製作してきた約300本の映像を、目次をつけて見やすく整理しています。今日ご紹介するのは、その映像のページに添付している文章です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 深呼吸クラブは、「時代の目撃者」であり、同じに、「時代の伝達者」でもありたいと思っています。私たちの生きている21世紀の断片を各映像でお楽しみ下さい。

深呼吸クラブ・代表 清水正弘

 深呼吸クラブでは、これまでに撮りためた写真ビデオ素材をもとに、映像ライブラリーを構築しています。一年間で平均100本の映像をオリジナル制作しています。これらの映像は、世界への旅や里地・里山歩きの楽しかった思い出のひとコマを帰国後や終了後にも再び味わっていただくと同時に,もうひとつの大きな使命があると思っております。

 それは、
「現代の記録を残し」「次世代へと伝えてゆく」ことのできる手段として、国内外の自然の諸相風景や人々の営み風景の瞬間瞬間を切り取り、そして加工して、多くの方に無料で閲覧していただくことなのです。その作業は、一般の人たちより少しだけ多く、国内外の自然、歴史、文化に触れる機会に恵まれている、私たちに課せられた大きな使命だと感じているのです


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

天地創造の里山・龍護峰12 [ヘルスツーリズム実践報告・山や旅の報告レポート集]

IMG_0581.jpg

雨も再び降り始め、スコットランドから「和」の世界へと戻ってゆきます。

IMG_0587.jpg

スコットランドからいっぺんに「和」の世界へと戻れませんから、このような「ドイツの黒い森」のような、ヨーロッパの森のような空間の中をしばらく歩くのです。そうすると、下の写真のように、日本の風景へと戻るのです。

IMG_0590.jpg

この人工林を抜けると、スコットランドへの旅は終了するのです。これで、天地創造の里山・龍護峰のシリーズ完了です。

 


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

天地創造の里山・龍護峰11・スコットランドの由来 [ヘルスツーリズム実践報告・山や旅の報告レポート集]

IMG_0568.jpg

こんな穏やかな丘陵地帯を歩くのです。また、樹木は下の写真のように、枯れ木しかありません。このような風景は、どこかで見た事のあるような・・・?そうだ!小説嵐が丘」の中に描かれていた、スコットランドだ~、ということで、行った事もないのですが、数年前から「日本のスコットランド」と勝手に命名させていただいております。

IMG_0576.jpg


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

温かさを包む布 [清水代表に関連する記事]

温かさを包む布
 アジアでローカルバスに乗ると、田舎への土産でパンパンに膨れた袋を提げた人たちと出会う。家人への、隣近所へのお土産。中には生きているニワトリが入っていたりもする。その袋は手垢にまみれている。鮮やかな原色だったはずの赤や青もあせている。バスが揺れるとホコリさえ出てくる。でもそこから、故郷への温かい気持ちも一緒ににおい立ってくる。

 先月、国際線の機内誌で各国で使われている袋や布の記事を読んだ。ウズベキスタンには、ナン(小麦のパン)を包むダスタルハーンがある。南米のボリビアには、コカの葉を包んで運ぶインクーニャがある。供物をタブラックという袋で包むのはバリ島の習慣。ブータンではブンディ、韓国ではポジャギ、イランはボグジエ……。
日本でいえば風呂敷だ。私が子供の頃は、盛装をした母親たちの小脇には必ず風呂敷があった。家への訪問客が玄関先で、風呂敷の結び目をほどくとき、子供の私はワクワクしていた。食べ物だったりすると、和服姿の女性がより一層美人にも見えた。

 風呂敷は、外国の人への土産にも重宝している。相手は、日本の季節感があふれるデザインの風呂敷をさりげなく自分の身の回りに取り入れてくれる。カンボジアの女性ガイドに渡したときには、彼女はそのまますっと首に巻いてくれた。スカーフになった。チベットで知り合って晩ご飯をご馳走になった人の家では、翌朝テーブルクロスになっていた。インドでは、お土産を安くしてくれた店の主人に渡し、店の壁掛けに変身した。「包む布」そのものが立派な贈り物になったのだ。

 海外の免税店で土産のチョコレートをまとめ買いする日本人旅行者も多い。でも本当に届けたいのは心。たとえ石ころ一つであっても、温かい心の袋に包まれていれば必ず相手の心に響くだろう。土産を包む袋や布は、人々の心の体温でほかほかしている。やわらかい結び目からは、人が人を思うやさしさが伝わる。普段の生活の中でも、相手への気持ちを包みこむ心の袋の数を増やしてゆけたら素晴らしい。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

2010年2~3泊の特別企画案内 [ヘルスツーリズム企画案内(里地・里山歩き)]

05/21出発韓国・済州島2泊3日でのハンラ山麓・ツツジ満開企画
お隣の国・韓国の済州島にあるハンラ山。5月下旬には山肌が薄ピンク色に染まります。小旅行気分でツツジの山麓をハイキング。また韓国の味覚も満喫!
 費用:118,000円募集8名まで。詳細は事務局までお問い合わせ下さい。残席6席
05/25出発九重山麓満喫!2泊3日での大船山縦走・ツツジ満開企画
5月下旬の九州・九重山麓はすべてがピンク色に染まります。この企画は法華院温泉に1泊、そして九重山麓の代表知人のペンションに1泊し、九重山麓を満喫する期間限定企画!
 費用:50,000円(予価)募集15名まで。詳細は事務局までお問い合わせ下さい。残席6席
07/26出発北海道・道東満喫!3泊4日での大自然満喫企画
北海道・道東の然別湖湖畔にいる清水代表の知人が自然ガイドをしてくれます。白雲山に登ったり、カヌーを漕いだり、牛乳の乳搾りを経験したりと北海道ならではの体験です。家族連れの夏休みにも最適!
 費用:お問い合わせ下さい募集15名まで。詳細は事務局までお問い合わせ下さい。残席13席
08/04出発ゆったり富士山初心者でも安心の山中2泊のゆったり登山企画
富士山山麓にて2泊しながら、ゆったりと登山し、山頂のお鉢巡りも予定しています。一年に一度だけの企画です。
 費用:お問い合わせ下さい募集15名まで。詳細はお問い合わせ下さい。残席10席
08/26出発隠岐島ハイキング!清水代表の知人が経営する素敵な宿に連泊し、摩天崖近くでのシーサイドハイキングや夕陽クルーズや夜光虫を見ながらのナイトクルーズなど隠岐島の自然を満喫します。新鮮な魚介類や隠岐牛など味覚も満喫できます!
富士山山麓にて2泊しながら、ゆったりと登山し、山頂のお鉢巡りも予定しています。一年に一度だけの企画です。
 費用:お問い合わせ下さい募集15名まで。詳細はお問い合わせ下さい。残席10席

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上記は、2010年前半の期間に予定している、2~3泊程度の近場(韓国含む)の企画です。一部のコースはすでに数名以上の参加表明者の方がおられますので、ご希望者は、早期にご連絡ください。年末年始については、必ずメール(携帯メールでも大丈夫)でご連絡ください。お電話には対応できませんのでご了解ください。(事務局)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

人生のガイドブック [ヘルスツーリズム実践報告・山や旅の報告レポート集]

人生のガイドブック  

 私が初めてアジアを旅したのは十八歳の頃。一九七〇年代の後半だった。一ドルがまだ三百六十円の時代で、当時、アジア方面への旅のガイドブックはほとんどなかった。

 

 当時の若者たちは、手さぐり状態の中、旅の先輩からの話に真剣に耳をかたむけた。ある土地にたどり着けば、まず貧乏旅行者の溜まリ場である木賃宿へと足が向く。そこは、東から来た旅人、西から来た旅人の束の間の休息地。旅の途上の止まり木に宿る渡り鳥たちは、お互いの情報を交換しあう。

 

 旅のスタイルもごった煮の様相であった。学生運動に挫折し、各地を放浪する三十歳前後の人は、薄暗い土間で難しげな哲字書を読んでいた。

 

 アジアで一旗あげたいと、雄飛してきた二十代半ばの青年は、日本の常識が通用しない世界に、怒りと戸惑いと苛立ちの表情を見せていた。

半年間、肉体労働をして資金を稼ぎ、あとの半年は世界各地を貧乏旅行している目焼けした四十代のオジサンもいた。 

まだ青白き十代後半だった私は、混沌とした場末の一室で、壁をはうヤモリの姿に自分を投影していた。ガイドブックがない世界には、腸がよじれるくらいの不安と、米粒くらいの解放感とが同居する。言葉がほとんど通じない異国で不安に苛まれる自分の気持ちを、なんとか奮いたたせようとする旅人たち

 

 すえた匂いのする薄暗い階段の踊り場で情報を交換し、真剣にメモをとる旅人の姿はもう遠い過去の話になっている。昨今アジアを旅する若者は、同じガイドブックをマニュアル本のように小脇にかかえている。旅のスタイルや程度差もなくなりつつあるようだ。

 

ガイドブックは、夢やロマンヘのモチベーション、そして感動を呼び起こす情感といったものまで教えてくれる。

 

 でも何かおかしくないだろうか。旅とは本来「行きたい」「知りたい」という好奇心に突き動かされた行為のはず。ガイドブックで知識を頭に入れ、現地でその通りであることを確認するだけでは満たされないだろう。朝、ボストの中に新聞が入っているのは予想できるし、安心もする。しかし心がときめくのは、ある日、予想していない人からの手紙が入っていたときなのである。

  人生にガイドブックはなく、一日が終わるごとに、自分の足跡を残したページを重ねるしかない。明目のぺージは白紙だからこそ面白いと思うのだが。  
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

水の星・地球 [ヘルスツーリズム実践を映像で紹介]

本日のお薦め動画は、「水の星・地球」というタイトルです。年の終わりも近づいていますので、今年一年を振り返れるような、そんな映像をご紹介しています。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

4月初旬までの里地・里山企画発表! [ヘルスツーリズム企画案内(里地・里山歩き)]

02/17(水)木の宗(むね)山陽だまり企画古代ロマンを感じる都市近郊型の里山です。平日の静寂さは心にしみてきます。山麓にある古代遺跡は必見です。
 参加費:2000円JR芸備線上深川駅、午前09:30集合残席10席
02/20(土)竹林寺山陽だまり企画広島のほぼ中央にある名刹・竹林寺。その背景となっている里山を歩きます。冬の陽だまりを感じる素敵な山歩きです。
 参加費:7000円JR横川駅北口、午前08:00集合残席6席
02/24(水)絵下山初心者用企画呉線沿線の小さな里山ですが、頂上からの展望の素晴らしさとスカイラインの縦走路の風景は、ちょっと他では味わえません。広島湾を望む壮大なパノラマを満喫しませんか?
 参加費:2000円JR呉線小屋浦駅、午前09:30集合残席10席
03/09(火)古鷹山初心者用企画江田島にある海軍兵学校ゆかりの里山です。この山の魅力は、なんといってもスカイラインの尾根筋からの広島湾と呉方面、両方向の海原眺望でしょう!
 参加費:3000円宇品港切串行き切符売り場、午前09:00集合残席10席
03/14(日)文殊山初心者用企画山口県にある周防大島の名峰です。頂上からの絶景に加えて、下山後も少人数の利点を生かし、島巡りの小旅行を楽しみましょう!行きたい場所の希望聞きます!
 参加費:8000円JR横川駅北口、午前08:00集合残席6席
03/17(水)松笠山初心者用企画広島城の北方角の鬼門となってきた、松笠観音寺が山麓にあり、平日はとっても静寂な空気がながれています。早春の穏やかな一日をご一緒しませんか?
 参加費:2000円JR芸備線戸坂駅、午前09:00集合残席10席
03/25(木)大万木山早春企画島根県の名峰です。年によっては、残雪の残る穏やかなブナ林の中を歩くことができます。少人数しか募集せず、山中ではゆっくりと歩きますので、安心です。
 参加費:8500円JR横川駅北口、午前07:00集合残席6席
04/11(日)花見山行・宮島弥山お花見歩き企画桜の咲く時期のお花見山行です。世界遺産の島・宮島の弥山をゆっくりと登り、下山後は桜の木の下でのんびりとしませんか?
 参加費:2000円JR宮島口駅改札、午前09:00集合残席15席
04/13(火)お花の宗箇山お花見歩き企画西区にある代表的な都市近郊型の里山です。三滝寺の名刹なども道中で見学できます。平日の里山は静寂さに溢れています。境内の桜を鑑賞しましょう!
 参加費:1000円JR可部線三滝駅、午前10:00集合残席15席
 ★4月中旬以降の企画は、近日中に発表いたします。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これらの企画は、会員の方ならびに一般の方でもご参加いただけます。年末年始の間のご予約は、必ずメールにてお願いいたします。その際には、お名前、ご住所、連絡先電話、希望企画名などをご記入ください。携帯メールからのご連絡でも大丈夫です。(事務局)


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

満席御礼の企画 [ヘルスツーリズム企画案内(里地・里山歩き)]

02/11(祭)鬼ヶ城山初心者用企画古代の山城の城壁沿いの道を歩きます。歴史散策しながらの無理のない行程です。岡山県の吉備平野を見下ろす大展望が待っています。
 参加費:8000円JR横川駅北口、午前08:00集合実施決定・満席御礼

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

天地創造の里山・龍護峰10 [ヘルスツーリズム実践報告・山や旅の報告レポート集]

IMG_0560.jpg

IMG_0564.jpg

天地創造の絵図も終了し、頂上での滞在を終えて下山にかかります。なんと、下山にかかると、しだいに小雨が・・・。なんと幸運なのでしょう・・?しかし、まだまだ歩きながら「天地創造」の絵図をみることができます。

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

天地創造の里山・龍護峰9 [ヘルスツーリズム実践報告・山や旅の報告レポート集]

IMG_0525.jpg

天地創造の図?ということは、写真に写っている参加者の方々は、古代人・・?

IMG_0531.jpg

なぜか、この天気において、カメラアングルを「ローアングル」から撮影すると、一人ひとりの方々が、人類誕生に立ち会われたような・・・?(そんな、ばかな・・・。)

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

清浄なる精神 [推薦本コーナー]

IMG_0006.jpg

自然と人間との関係や、社会と自然の関係などにするどい視線を投げかける哲学者・内山節さんの最新著作です。


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

天地創造の里山(映像ができました!) [ヘルスツーリズム実践報告・山や旅の報告レポート集]

何回かにわけてご紹介している、天地創造の里山・龍護峰・・。お楽しみいただいているでしょうか?参加者の方々にお約束をした、この里山歩きの映像が出来上がりました。下記の画面中央の矢印をクリックされれば、自動的に映像が流れてきます。それでは、どうぞお楽しみ下さい。(代表)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

体と心のハーモニー [清水代表に関連する記事]

体と心のハーモニー

f0017.jpg ブータンの薬草 

  

私のもう一つの本業は鍼灸師である。中国を発祥とする鍼灸の基礎には、移り行く自然の変化とわが心のありかを、皮膚感覚で対峙させる中で生まれた独特の自然観や宇宙観がある。古代中国の人は、人間の体を小宇宙とみなし、「気」という肉眼では見えないエネルギーが出入りする磁場を「ツボ」と呼んだ。このツボから、私は患者さんの身体情報をキャッチしている。

  自分の指先に神経を集中させ、指頭の感覚で患者さんの体の歴史への旅に出るのである。ツボは、患者さんの声にならない体と人生のゆがみやひずみを物語ってくれる。押さえてぶわぶわするツボは「虚」といい、エネルギーの注入を求めている。逆にしこっているツボには、邪気ともいえるエネルギーがあり、それは抜かなければいけない。 赤ん坊の肌の、押さえてもすぐにぷよんと返る弾力のある感触がいいとされる。

  

さてこの地球にも、人間の体と同様に磁場としてのツボが存在すると思う。こちらは、人間への癒しと明日ヘの活力を発するエネルギーを流入してくれる土地といっていい。多くは辺境の地にあり、悠久でかつ厳しい自然環境下にある。文明の恩恵をあまり受けておらず、人々の生活はシンプルで余分な欲を膨らませなくてもすむ場所だ。環境に応じた人々の知恵の結晶である伝統医療が息づいている場所でもある。呪文を唱えながら治療を施す呪術師のいるボルネオ島の熱帯雨林。薬草と熱した金の針などが治療に使われるヒマラヤ山麓の国・ブータン。祈祷師が崇拝されているアフリカのサバンナ。インディオの薬草知識を伝えるアマゾンなど……。

  そこには、自然の中で心と体のハーモニーを奏でている人たちが住んでいる。

幸せのありかをしっかり見据えている人たちだ。私は、これら伝統医療が息づく辺境の土地は、地球のエコロジカルな調和状態を知る定点観測地であると思っている。 コンピューターでは管理できない「匂い」や「触感」「味わい」を大切にしながらの辺境への旅は、今という時代を生きることの意味を探す旅でもある。私は、これからも定点観測地への旅を続けたいと思う。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

清水代表が上記のエッセイに書かれている、幸せの国・ブータンへの旅企画をご案内しましょう。来年の11月の出発ですが、すでに数名の希望者があり、実施の可能性は高くなっています。さらに、問題なのは、深呼吸クラブの企画は、少人数しか募集していませんので、現状においても、残席僅かとなっています。仮申し込みでも結構ですので、ご希望される方は、事務局までメールでご連絡下さい。(事務局)

 11月19日(金)~27日(土)9日間  430,000円(予価)

  ※清水代表が同行予定です。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

天地創造の里山・龍護峰8 [ヘルスツーリズム実践報告・山や旅の報告レポート集]

IMG_0510.jpg

頂上に到着する頃、雨も止んできており、南の空から「天地創造」の足音が聞こえてきたのです・・。

IMG_0508.jpg

天地創造の始まり・・・?

IMG_0517.jpg

IMG_0520.jpg

どうっでしょうか・・?雨上がりには、こんな風景が展開してくれるのです。まさに、天地創造!(ちょっとオーバーかな?)

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

歳末蔵出し・思い出のアルバム(エイホ!エイホ!) [清水代表に関連する記事]

IMG10.jpg

今日の尻出し、じゃなくて、蔵出し写真は、なんと「エイホ!エイホ!と密林の戦士になった私」です。場所はインドネシア領ニューギニア(イリアンジャヤ)という場所の密林の中です。この踊りは、戦士の舞といって、部族間の争いごとがあったときに、必ず踊られる舞い(といっても、気勢と奇声を上げながら、円形に走り回るだけなのですが・・)なのです。

槍を手にした私の後ろに、なぜか長髪で戦士たちを「挑発」しているかのような、可愛らしい女の子の後姿がありますね。これは、私を含めて合成写真ではありません。当時、大阪女子大生が3人ほど一緒にジャングルに出掛けていたのです。その大学の名誉教授が、私の師匠的存在でした。

その教授が団長になり、女子大生や一般の人たちとともに、密林へと入っていったのです。写真の女子大生の方も、すでに40歳前後・・。お子さんもおられることでしょう。しっかりと、お母さんの雄姿を伝えてくださいね。この頃から、日本においては、男性より女性の方が行動力が勝り始めているのです・・。(代表)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

中年の経験と知恵 [清水代表に関連する記事]

中年の経験と知恵  

世界最高峰エベレストの山頂を極めることは、プロの登山家にとっても至難のワザである。この山頂に挑んだ五人のアマチュア登山家の話である。五人の平均年齢は、五十九歳。最高年齢は六十二歳。五人とも私の所属する大学山岳会の先輩たちである。よき家庭人でもある彼等は、二年以上も前から着々と準備を重ねてきた。私は現地との交渉係の隊員としてその二年間に接してきた。

 ヒマラヤヘの登山の成功は出発前までに70%以上が決まるといわれる。それほど、出発前には膨大な準備計画が山積しているのである。体力、技術の研鑽はもとより、登山の戦略研究、物資の調達や輸送、現地事情の情報収集や分析、そして資金調達でも頭を悩ます。

ヒマラヤの登山は、大きな事業プロジェクトの遂行と同じである。出発までの準備期間が成功のカギといわれるのはそのためである。この遠征隊は、若い時代に、日本の山で同じ釜の飯を食べた仲間で構成された。大学卒業後は、それぞれの分野で社会の一員として活躍してきた。過去ヒマラヤ登山の経験をもつ人もいる。六十歳前後になり、夢を再びと立ち上がった。

 「頂上を極めることは目標だが、それまでのプロセスを楽しみたい」と彼等は語る。登山は、重たい荷物を背負い、汗をかき、喘ぎながら山頂という目標を目指す。苦しければ苦しいほど、目標達成した山頂では爽快な気分に浸れる。 

 人生のプロセスでさまざまなことを中高年の彼らは体験している。自分に対する過信の怖さ、忍耐という苦渋の選択、思い通りにいかぬ人生……。人生のプロセスの中で得た経験と知恵が、中高年隊員たちの心強い援軍ではないだろうか。

作家の曽野綾子さんは、『中年以降』という本の中で書いている。「体力の線は下降し、精神の線は上昇する。その線の交差点を見るのが、中年以降である」。若者にあって、中高年にないのは肉体の体力である。しかし、若者になくて中高年にあるのは、精神の充実という心の体力。

焦らず、慌てず、仲間とともにプロセスを楽しむ……。心の中で目標達成へ静かな闘志を燃やしている先輩の顔は、若者以上に輝いて見える。人生経験という見えない蓄財は心の体力を養う。その心の体力が、第二の入生をより豊かなものにしてくれる。 
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康
メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。